生駒市議会 2022-09-05 令和4年第5回定例会(第2号) 本文 開催日:2022年09月05日
546 ◯奥田吉伸教育こども部長 やはりこういった過敏症につきましては、聴覚だけではなくして、以前にもお話しありました、香害という香りの部分とかそういったものもあります。
546 ◯奥田吉伸教育こども部長 やはりこういった過敏症につきましては、聴覚だけではなくして、以前にもお話しありました、香害という香りの部分とかそういったものもあります。
特に最近では香害、香りの害と言われる香水や合成洗剤、柔軟剤、入浴剤、防虫剤、化粧品、芳香剤などに含まれる合成香料に起因し、様々な健康被害が誘発される現象が問題視されています。この香害がきっかけとなって化学物質過敏症を発症する方が増えております。 香害による化学物質過敏症は広範囲の症状が現れることが特徴で、代表的な症状としては頭痛や目まい、吐き気、目や喉の痛みなどがあります。
では続きまして、香害について、香害対策について伺います。 新築の住宅やリフォーム工事をされた住人の方のなかで頭痛やせきがとまらなくなったり、吐き気や目まい、思考力の低下などの症状があらわれる方がいらっしゃいまして、これはシックハウス症候群と言われるもので、原因はカビやダニ、それに加えまして接着剤や塗料などの化学物質の発散によるものということでつらい症状があらわれる方がいらっしゃいます。
これらは香りの害と書いて香害とも呼ばれています。今、化学物質過敏症に苦しむ人は100万人程度いるとされています。 化学物質過敏症は、何らかの化学物質を大量に暴露したり、微量でも繰り返し暴露した後に発症するとされており、2009年には病名登録されました。症状は頭痛、吐き気、めまい、味覚障害、鬱症状など多岐にわたり、診断できる病院も医師も少ない状況となっています。